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日記

 

9月9日

いつの間にか重陽の節句。

そんな中、「さくらんぼ小学校」のニュースが気になった。

山形県東根市の新設小学校の名前を公募し、「さくらんぼ小学校」に決まったのだが、

同名のエロ漫画だかエロゲームだかがあるらしく、

それがもとで、名称を再検討する、というもの。

 

いずれにしろ、「さくらんぼ小学校」ってのはいかがなものだろう?と疑問を持った。

青森ならば「りんご小学校」、和歌山ならば「みかん小学校」ができるのだろうか?

「さくらんぼ小学校」という名称に何を期待するというのか?

我が母校「新庄市立日新小学校」は、

当然ながら「日新たに、日々新たに、また日新たに」に由来するわけで、

まさに学習者の金言と言える。

 

地元の特産を大切にする気持ちはわからないでもないが、

もっと子どもの成長に対して期待を込めた、

また、東根市の新設小学校の心意気を込めた名前にすべきではなかったのでは無かろうか?

 

かつて、「日新」もそうだが、先人は漢文にも明るく、

自分の期待を込めて、格調高く命名してきた。

 

それが、どうだろう。

結果、アダルトサイトに使われる名前と同じ名前を選択したのだ。

恥ずかしいことだ。

小学校は観光地ではない。

それだけに、名称の再考が決定して本当に良かったと思う。

子ども達が胸を張って、目を輝かせて学べる小学校になって欲しいと思う。

 

岩手県大槌では、中学生を中心としたコンサートで、

大槌の名前の由来、大槌氏についてのパネルを展示したり、

正々堂々地元に関する教育をそれとなく行っていた。

「ひょっこりひょうたん島」があるのに、

彼の地で、「ひょっこり小学校」「サンデー小学校」或いは、「ダンディー小学校」もできないだろう。

地元の良さは子どもにしっかり教えるが、名前で媚びたりする様な土地柄ではない。

「吉里吉里」という美味しい名前があるのに、それもさほど強調している風でもなかった。

 

というわけで、旅から帰ってきました。時間がないのであれですが、

近々その辺を書きたいと思ってます。

 

 

 

9月2日

怒濤の日々だ。

先日のつの笛キャンプの後、

某オケのエキストラとして関西方面へ4日間。21日夜に帰京。

22日は埼玉県まで移動。浦和ジュニアオケのあれこれ。

 

いよいよ23日から、本格的に、リサイタルモード。

が、それと平行して日本ホルン協会主催「第1回日本ホルンコンクール」出場。

つまり、以下の日程の合間に「ピアノ合わせ」が入っているわけだ。

 

26日の第1次予選。

29日午前に第2次予選の弦楽合わせ(モーツァルトホルン5重奏)。

30日午前に第2次予選。その後新日フィルの練習。

31日新日フィルの練習。その後第3ホルンの練習。

9月1日新日フィルの練習。その後コンクール本選。

 

なかなかしびれる。

今日は新日フィルの本番。

そして、明日はいよいよ東京→山形県新庄。

明後日は山形県新庄→岩手県大槌。

 

岩手県大槌町は私の父の出身地。そこで第3ホルンが演奏する。

 

リサイタルを見越して先月から密かにスタミナを強化してきただけに、

普通のホルンアンサンブルならば、まずバテなくなった。

恐らく、大槌の皆さまにはしっかりとした演奏をお聴かせできるはずだ。

頑張って良かった!

 

それでもコンクール本選で吹いたシェックの協奏曲は残念ながら持たなかった。

2ヶ月計画では足りなかった、と言える。

思うような形で演奏できなかったことには悔いが残り、

審査員の講評も見事にそこを突かれた。

結果として1位を頂いたが、自分には負けた、としか言いようがない。

今後、期待してるから頑張ってね、という餞別が1位という結果だ、と受け止めれば、

さらなるスタミナ強化、スタイルの改善、奏法の改善が必要だろう。

1位だ!ヒャッホー!と喜びたかったのだが、かえって課題が山積みになってしまった。

いや、むしろ、1位だからこそもっと上手くならねば、と思うのは当然だろう。

リサイタル、そして秋、冬のマーラーやらブルックナーやらでは、

音色までコントロールできるスタミナや、スタミナ配分の仕方を身につけなければ、歯が立たない。

そして、本番で消費する集中力は別の問題。

 

問題を浮き彫りにしてくれた日本ホルンコンクールに感謝。

優れたオーケストラ奏者を発掘、育成するのが目的、とのこと。

その崇高な理念に恥じぬように頑張らねば申し訳がない。

伴奏者、譜めくり、日本ホルン協会、そしてコンクールに関わった皆さん、お客様、そして妻に感謝。

特に、譜めくりの方は、わざわざ京都からお越しの方。

振り回してしまった。いつか、良い思い出になってくれることを祈るばかり。

 

さておき、残り少ないリサイタルまでの日々に何ができるだろう。

大体、1位とっちゃって、また要求されるレベルが高くなった。

 

取りあえず、私の故郷、東北に帰ればリラックスできるだろう。

良い考えも浮かぶかも知れない。

不思議と、東北に行くと時間が増えるのだ。

 

「ドラゴソボーノレ(仮)」の「精神と時ぬ部屋(仮)」とは東北のことでは無かろうか。

まあ、仙豆はないけど、浜千鳥が待っているのは間違いない。

 

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