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日記

 

11月19日

今日は自転車に乗る気満々だったのに、雨だった。

そして、練習のためにとある大学にお世話になった。

部屋を使わせていただいたことには大変感謝しているのだが、

正直、今の時期ウイルスの温床とのことで、ちょっと怖かった。

大学の先生は大変だろうし、何より学生は、大学で練習しないと怒られ、風邪をひけば体調管理がなってないと怒られ、もう散々だろう。

健康あっての楽隊家業だ。

 

そんな訳で、先日、オーケストラの健康相談会に行ってきた。正直言えば、お呼びがかかった。

すると、「卵は週2個まで」と、死刑宣告にも似たお言葉を頂戴することに。

レバーはダメ、ウナギも、ウニもイカも控えてください、と、

この人はどうして私の好きなものを知っているんだろうと不思議で仕方なかった。

卵の可愛らしさと言ったらたとえようもない。

それを心ゆくまで堪能するのも難しくなってしまったとは・・・・。

だが、ストレスもいけないらしく、何もかにもダメ、というのではなく、まあ、晴れの日は良いけど、

という事らしい。

が、まあ、運動はしろ。さもなくば、苦しんで死ぬ、とのこと。

 

そんな訳で、程よく食べ、良く動く、という当たり前の結論に達するわけだ。

とりあえず、明日は、杉並公会堂のある荻窪まで楽しく自転車で行こう。

 

でも、荻窪と言えば、ラーメン屋が多いので有名だ。

 

 

11月17日

連載していたホルン歴史研究所が一応完結。

手直しは大分必要だが、そろそろ他の面からホルンを研究する必要があると感じていたので無理矢理完結してしまった。

次は、「ホルン化学研究所」を開設したい。

ホルン化学研究所では、元素記号「Hr」を中心に解説していきたい。

期待はしないでもらいたい。

明日は、千人。

 

 

11月15日

今日からマーラー「千人」の練習が始まった。

大人数のソリスト、合唱、児童合唱まで使う大曲だ。

だが、そこに至るまでが大変だった。

昨日、演奏会が終わり、宴会が始まった。

宴会は5時前から始まり、中華料理屋に場所を移し、徐々に人数を増やしていった。

その宴会は、オーボエの新入団員にして首席奏者のフアンがメインゲストという事だったのだが、

そこに、現在京都で勉強している岡山県出身者が来たことで、

「桃太郎」をフアンに説明することになった。

 

フアンに「桃太郎しってる?」と聞いたのがいけなかった。

周りに「じゃあ、大野君が説明してよ!」と言われ、無理矢理英語で説明を開始。

とりあえず、

「ロングタイムアゴー」から始まり、「グランドファーザー、グランドマザー」を登場させ、

ベリービッグピーチ、と来たところで既に行き詰まる。

 

「どんぶらこっこ」ってなんて説明するんだ?

取りあえず、

「Do You know ”Donbra Cocko”?」

と聞くも、当然、NO!と返ってきたので、この辺りは省略した。

さて、ピーチをカットし、「桃太郎」、つまり「ピーチマン」が出てきて、

ドッグ、モンキー、そして、キジって何て言うんだ?

もういいや、バードかチキンか、とにかく、鳥と説明して、あれ、「吉備団子」どうする?

吉備団子って何て言うんだ?

とりあえず、エブリワン イッティング so マッスル マッスル、とジェスチャーで伝える。

さすがに、KIBIDANGO is DRAGS. とは言ってなかったろうが、

多分、フアンは吉備団子を精力剤か何かだと思ったと思う。申し訳ない。

「鬼」はもうモンスターでいいや。

 

こんな説明なので、とてもわかって貰えたとは思えないが、

ただ、翌日フアン会ったら、やたらフレンドリーになっていた。

 

まあ、多分ピーチマンのおかげ、というか、4時まで飲めば、そりゃあ戦友だよなと思う。

久方ぶりのマンガ喫茶。

朝、一度帰宅し、そしてマーラー。

千人もいるんなら一人くらいいなくたって、とちょっとだけ過ぎったが、

目立ちます 液晶画面の ドット落ち。

 

明日は健康相談会があるなあ。

 

 

11月8日

E.ハンスリックの音楽美論は、音楽は特定の概念を表すことができない、としている。

それは、楽しい、悲しいなどの感情は表せても、具体的な事を音楽のみで表すことはできない、
という、当たり前と言えば当たり前すぎることを言ったわけで、
ただし、当時、ワーグナーが観念論などの哲学をも音楽によって表せる、と思ったように、
必ずしも当たり前ではなかった、らしい。

当時最高の評論家にして美学者であったハンスリック。

私はハンスリックを疑わず、これまで信じてきた。

だが、 何かちょっと違和感を覚えないでもなくなった。

というのは、感覚的にワーグナーが正しい所もあるのではないか、と思ったのだ。

それは、自転車に乗っている最中。

音楽を聴きながら自転車に乗ると、ある事が体感される。

 

アップビートの曲とスローな曲とのスピードの差。

明らかに、メタルなどを聴くと速くなる。

 

つまり、音楽が私に行動力を促した、と言える。

ワーグナーの時代にはドイツ観念論が蔓延っていたが、

たしか、ドイツ観念論は思考のみでなく、行動をも含めた、つまり理想的行動も思考していたような気がする。

と言うことは、音楽が人に行動を起こさせる、という点において考えると、

ワーグナーはある意味、音楽で哲学を表すことに成功していると言える。

 

さらに言うと、メタルとワーグナーを並べて考えても良いかも知れない(という事はまずないだろうけど)。

と言うより、ワーグナーは案外今生きてたらもの凄いヘビメタなんじゃなかろうか。

仮に現代日本だとしたら宮内庁重金属楽部なんかを作っちゃって予算を遣い込むのだろうなあ。

 

 

11月5日

久々にCDをレンタルしてみた。

「店のお薦め」的なCDを借りてみた。誰でも知っている有名なグループだし、最近話題だし。

だが、結構斬新な曲が多くて驚いた。

やはり、何でも聞いてみるものだ。

ワヤワヤワヤ・・・・ナンバーナイン・・・・・・・。

浪漫飛行みたいにラジオのチューニングから始まって曲に移る、みたいなのだと思ってたら、
わりと長くて、しかも、そのまま曲が終わって何とも言えない気分になった。

当時でも、今でも一般受けはしない曲だろうが、所謂コラージュという現代音楽では一時期流行ったパターン。

仕事でもないのにまさかああいうものを聴くとは思わなかった。

ただ、複調に近い曲や、変拍子の曲など、面白い曲が多く、

むしろ、そっちの方が曲の構造としては複雑なのでは、と思わせるから、

あの団体がコラージュを使っていた、なんて大した問題ではないような気がする。

 

それとは別のグループのCDも借りてきた。
世界的な伝説のグループに対して、日本人のグループの曲も聴こうと思ったからである。

そこで、日本を代表するグループのCDを借りてきた。

その中では「踏み台昇降運動」という曲がなかなかだと思った。

そういえば、紅白では変な衣装対決やってるけど(いや、もうやってないんだっけ?)、

そんなのより、変な曲だけどやたら上手いバンドとか出した方が良いのでは・・・・。

そしたら、録画してでも見る。

 

 

11月2日

現在日本において歴史小説は本屋でも本棚がジャンルとして別けられるほど人気のあるジャンルだが、

その中でも宮城谷先生は別格の感がある、と思うのは私だけではないだろう。

宮城谷先生は夏王朝という伝説の時代をも書き、そして商、春秋戦国、秦と名作を残されたが、

ついに、三国時代まで時代が下ってきた。

宮城谷先生ファンとしては、なんて最近の話を取り上げたのだろう、と驚くも、

冷静になってみれば、西暦200年前後の話で、日本はまだ弥生時代だ。

 

で、私はお金がないので文庫しか買えない。

そのため、ようやく最近出た文庫版三国志に手を付けられたのだが、

昨日、4巻を読み終わった。

 

地獄だ。

本屋に行っても、3,4巻がうずたかく平積みされているのを見るばかりだろう。

つまり5巻以降はまだ出版されていない。

悶絶死しそうだ・・・・。やはり読むべきではなかったのか・・・・。

 

と思いつつも、ついつい本屋を逍遙する。やはり3,4巻が平積みだ。

だが、驚くべきものを発見。

なんと宮城谷先生の風は山河より、の文庫版1,2巻が発売されているではないか!

風は山河より、は宮城谷先生初の日本歴史小説!

徳川家康とその周辺の時代を描いたもの、と認識して文庫本が出るのを楽しみにしていたのだが、

初めて手に取り、

帯を見て唖然。

 

家康を唸らせ信玄を慄わせた男 菅沼定盈

 

・・・・・誰だ?

正直、戦国時代にさほど詳しくは無い。

一般常識的には知っているが、戦国ハイライトが信長周辺だけに、織田、豊臣家臣は知っていても、

徳川家臣に詳しい人は存外少ないのでは無かろうか?いや、私の不勉強だろう。

とにかく、さっぱりわからない。

家康には文字通り重臣がたくさんいるわけで、何とも??が浮かぶ。

 

だが、次の瞬間、なにかこみ上げるものがあり、中身も確かめずレジへ。

私は幸せ者だ、と思った。

 

ちなみに、宮城谷三国志も、楊震に始まる。当然、誰だそれ、から始まった。

ああ、ゆっくり読まねば・・・・。

読むのがもったいない・・・・。

 

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